こんにちは。サイト管理人シアンです。
今回は、浮気調査における「調査費用の仕組み」についてご説明します。
「1時間あたり○千円~」
「浮気調査1回○万円~」 etc...
このように、様々な料金の形態になっていますので、こちら側としては、いまいち分かりにくい部分がありますよね。
そこで、「主な調査費用は一体どのような仕組みになっているのか」について詳しく解説致します。
ある程度中身が見えてきたら、少しは安心できますよね。
仕組みを知ることで、少しでも損をなくせれば、と思います。
調査費用について悩まれてる方や、探偵社に依頼するのを躊躇している方。
どうぞ、以下の内容を参考に、探偵社探しにお役立て下さいね。
調査費用の主な内訳
まずは、調査費用を骨組みである、だいたいの内訳についてご説明します。
主な内訳として、
- 調査料金
- 経費
- 手数料
- 成功報酬
この4つが主な柱となっています。
では、それぞれをもう少し詳しくご説明しますね。
調査料金とは
「調査料金」とは、調査に直接かかる費用になります。
主に調査員の人件費や着手金と言ったものです。
調査する時間帯によっては「深夜手当」や「早朝手当」がつく場合や、さらには「危険手当」と言った、調査員の万が一のための費用を請求している探偵社もあります。
これら人件費の詳しい内訳については、探偵社によってもかなり違いがあるのでご注意下さい。
経費とは
調査をするにあたって発生する費用、つまりは人件費以外の部分ですね。
主な例を挙げますと、
- 交通費
- 高速道路料金
- 車両代・ガソリン代
- 機材費
- 宿泊費 etc...
経費の項目で気をつけなければならないことが、見積りの金額は経費を含んだ計算になっているかどうかです。
経費は実費分を別で請求されたり、見積もり時に既に経費を含めた金額だったりと、探偵社によっても異なります。
なので、見積もり時には、経費が含まれた金額なのかどうか、注意して見てみて下さいね。
手数料とは
事務手数料のことですね。
だいたいは、調査報告書作成にかかる費用になります。
成功報酬とは
調査が成功した場合に、成功の程度に応じて支払う費用になります。
これも探偵社によって採用されてあるところと、そうでない所とあります。
この場合、「成功とは?」というところで、依頼者と探偵社との間に認識のズレが生じる場合がありますので、注意が必要ですよ。
関連記事 「調査の失敗」とは具体的にどういうこと?
主な料金形態は3つに分けられる
各探偵社が採用している料金形態として、主に以下の3つに分類されます。
- 成功報酬型
- 時間料金制
- パック料金システム
探偵社によって、若干ニュアンスが違ったりしますが、おおまかに分類して以上の3つになります。
では、それぞれを詳しく解説しますね。
成功報酬型
成功報酬とは?
調査が成功した場合に、成果の程度に応じて料金を徴収する仕組み。
この場合は、だいたい着手金をはじめに支払って、調査後に成功した場合に報酬金を支払うことが多い。
実は、この成功報酬型は、多くは行方調査の時に採用されている料金形態なんですよ。
調査がうまくいった場合にのみ報酬金が発生するものなので、行方調査の依頼者にとってはとても有り難い仕組みなんですよね。
ですが、中には行動調査、つまり浮気の調査にもこの方式を採用している探偵社があります。
この浮気調査での成功報酬型の場合はかなり注意が必要です!
それは、依頼者と探偵社での「調査の成功」の認識にズレが生じることが多いからなんです。
浮気の証拠が取れなかった=失敗ではない
依頼者にとっては「浮気の証拠が取れたら成功」って思いますよね。
ですが、調査をしても浮気をしていない場合だって考えられます。
実はこれは「調査の失敗」にはなりません。
詳しくは『「調査の失敗」とは具体的にどういうこと?』で解説しているんですが、結果がクロでもシロでも、無事に調査が遂行された場合は「成功」となります。
成果報酬型
メリット:
成功した場合にのみ報酬金が発生する。
→成功の程度に応じての料金支払となる。
デメリット:
依頼者と探偵社との間に認識のズレが生じやすい。
→トラブルの元になる可能性。
時間料金制
時間毎にかかる料金システムのことです。
当サイトで紹介している響・AgentやHAL探偵社等がこれにあたりますね。
「調査員1名1時間あたり○千円~」という料金設定です。
これらは一見すると、かなり分かりやすい料金形態ですよね。明瞭なので、素人でも判断がつきやすい料金システムです。
分かりやすいので、これが一番いいのかと思いきや、意外にもデメリットもあるんですよ。
調査の時間によっては割高になる場合も…
時間毎に料金が加算されていきますので、調査の時間が長引いてしまった場合には、料金が割高になってしまうケースがよくあります。
(調査が長時間に及ぶ場合には、パック料金システムがおすすめ。※後述参照)
また、かなり短時間で調査が終了してしまった場合でも、「基本料金」というものが存在します。
これは、例えば、たった1時間で調査が終了してしまった場合でも、3時間分の料金は最低限徴収する、というものになります。
時間料金制
メリット:
明瞭会計。
→分かりやすいため、心理的には安心できる。
デメリット:
以外とお金がかかる場合もある。
→調査が思ってた以上に長引いてしまった場合や、かなり短時間で終わってしまった場合、比較的割高となる。
パック料金システム
前述した時間料金制は「1時間あたり○千円」という時間単価がありましたが、
パック料金というのは、「○時間△万円」というように、調査時間をまとめて購入する料金形態になっています。
これは、前述の時間料金制と比べて、時間単価で見ると比較的割安になっています。
ある程度の調査時間をまとめて購入する形になりますので、調査時間が長期に及ぶ場合にはお得なプランになるんですが、
逆に調査が短気で終了してしまった場合には、かなり割高になってしまうことになります。
例えばですが、「調査時間50時間で50万円」を購入したとしましょう。
これが35時間で調査が終わったとしても、きっちり50万円が請求されます。
このように、思ってた以上に調査が短い時間で終わってしまったら、ちょっと損になってしまいます。
パック料金システム
メリット:
調査期間が長期になる場合には割安で調査の依頼ができる。
デメリット:
短期間で調査終了してしまった場合には、費用がかなり割高になってしまう。
どのパターンが一番お得なのか?
ぶっちゃけ、「どの料金形態が一番いいのか?」という優劣はつけがたいです。
と言うのも、人により調査時間も調査内容も異なるので、
- Aさんには時間料金制が向いている。
- Bさんにはパック料金システムがいい。
など、人によって向いているプラン、お得な料金形態が違うからなんです。
だいたいは以下のような感じになると思いますので、参考にしてみて下さい。
- 調査の時間が短時間で終わりそうな方は、時間料金制
→浮気する日、しそうな時間があらかじめ判明している場合など - 調査が長期間化しそうな方は、パック料金システム
→調査の時間が長引くことが既に分かってる方や、「○日間みっちり調査したい」という場合など
個人的には、浮気調査においては、成功報酬型はおすすめできません。
少しでもトラブルの元は回避したいですからね。ただ、浮気調査で成功報酬型を採用しているところは少ないです。
以上、色々な料金システムについてご紹介、解説しましたが、1点だけ注意したいことがあります。
それは、想定外の事態になることもある、ということです。
想定外の事態=予定していた調査時間が変更してしまう
浮気調査はターゲットの動きに合わせて調査をするため、どうしても想定外の出来事が起こることがあります。
(そうならないように探偵社の方も事前準備を入念にやってくれてるんですけどね)
調査中に想定外のことが起こると、調査が長引いてしまったり、逆にかなり短時間で終わったりすることがあります。
なので、「あっちのプランにしておけば良かった」等の結果論になる場合だって十分にあり得ますよね。
まとめ
では、以上の内容を簡単にまとめます。
調査費用の主な内訳
- 調査料金
- 経費
- 手数料
- 成功報酬
料金形態の主な3パターン
- 成功報酬型:成果に対する報酬金
→個人的にはおすすめしない - 時間料金制:1時間ごとの料金設定
→比較的短時間で調査完了しそうな方向け - パック料金システム:調査時間○時間をまとめ買い
→調査が長時間に及ぶことが事前に判明している方に向いている
それぞれのメリット・デメリット
- 成功報酬型
メリット :成果に応じた料金の請求になる
デメリット:依頼者と探偵社の間で「成功」の認識ズレが生じる恐れ - 時間料金制
メリット :料金形態が分かりやすい
デメリット:長引いてしまった場合には割高となる - パック料金システム
メリット :長期間の調査では割安
デメリット:短期間で調査が終了してしまった場合には割高となる
複数の探偵社から見積もりを出すのが大事!
悪質な探偵社に引っかからないために、複数の探偵社と実際に面談して、見積もりを出してもらいましょう。
その際、めんどくさいかも知れませんが、あなたが実際に事務所に赴いたほうがいいですよ。
届出の証明書が掲示されてあるか等、実際に事務所に行って確認しなければならないポイントがあるからです。
あなたが悪徳会社に引っかって泣き寝入りにならないために、必要な確認事項になります。
詳しくは以下の記事でまとめていますので、合わせてご覧ください。
見積もりを出してもらったら、トータルの金額を比較することが何よりも大事です。
「時間単価はA社の方がやすい」「経費はB社の方がやすい」など、一部分だけで見ても意味がありませんからね。
無駄に出費することがないよう、きちんと比較・検討するようにして下さいね。
以下の記事をまだ読まれてない方は、ぜひ一度目を通しておいて下さい。
関連記事 見積もり時に絶対比較すべき9つの項目
気になる調査費用ですが、初めて依頼される方ですと、目安となる金額すら見当がつきませんよね。
そんな方は、「浮気調査の費用の目安は?どれぐらいお金かかるものなのか?」を参考にして頂ければと思います。
悪徳探偵社に引っかかって、あなたが損をすることがないよう、しっかりと情報収集をして下さいね。
探偵社をお探し中の方や、浮気相手にしっかり制裁したい方はこちらから探偵社をお探し下さい。
少しでもあなたが前進できればと思います。
これから色々あると思いますが、どうか負けずに頑張って下さいね!