今回は、万が一悪徳探偵社に騙されてしまった場合、どのように対処すればいいのかについてご紹介します。
実は、以前、私のもとに対処法について直接お問合わせがあったのですが、残念ながらメールアドレスの記載がなく、お返事を出すことが出来ませんでした。。。
いい機会ですので、この対処法について記事にしてみようと思います。
知っておいたら安心できると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
すぐに契約解除・解約を!
『どうやら自分は悪徳探偵社と契約してしまったらしい』
そう感じたら、すぐさま解約・契約解除に向けて動きましょう!
出来るだけ早くに行動するのがポイントです。
まずはクーリングオフが適用できるか確認!
そして、真っ先に確認してほしいのが、クーリングオフが適用されるかどうかです。
クーリングオフとは?
ある一定の期間内だったら無条件に契約解除が出来る制度。
『強引に契約させられた』などの不意打ち的な販売から、消費者を守る目的で制定されました。
これが適用されるには様々な条件があります。
なので、まずはその条件を満たしているのか、自分はクーリングオフを適用できそうなのかを確認しましょう。
契約書を確認してみよう!
一度、きちんと契約書に目を通してみましょう。
クーリングオフの適用について明記してある場合があります。
または、別途クーリングオフについての書面が交付される場合もあるでしょう。
ですので、契約書や交付された書面に全部目を通して下さい。
中には、故意にクーリングオフの説明をしない悪徳探偵社もあります。
契約書に記載がないからと言って、自分は適用されないんだと諦めずに、まずはご自身でクーリングオフが適用されるかどうかを確認してみて下さい。
万が一、契約書にクーリングオフについての記載がなかったり、ご自身で調べた結果、クーリングオフが適用されなさそうな場合は、解約・解除・違約金等について確認してみましょう。
契約書の『契約解除・解約・違約金』の確認を
クーリングオフ適用外だったり、契約書にそのような記載がなかった場合、一度契約の解除、解約、違約金について確認してみて下さい。
正規の手順を踏んで解約できそうなら解約しましょう。
違約金が発生するかも知れませんので、違約金についてもしっかり確認して下さいね。
解約について明記することが決められてる
探偵社と契約を結ぶ際には、『重要事項説明書』と言って、書面を交付して契約を結ぶことが法律で決められています。
その重要事項説明の中に「契約の解除」についても記載されてあるはずです。(法律で定められているので)
その欄に書かれてある解約方法の手順や違約金について確認して下さい。
以下の場合は要注意!
- 書面が交付されないまま契約を結んでいる
- 解約についての説明が一切ない
- 解約について、書面に書かれてない
これらは違法行為となりますので、間違いなく悪徳探偵社です。専門家への相談を強くおすすめします。
参考記事
契約前に必須の重要事項説明!なければ違法業者の可能性が
専門家に相談する
自分で判断・解決するのが難しそうな場合や、明らかに違法行為を働いてる探偵社に引っかかってしまった時は、迷わず専門家へ相談しましょう。
その方が安心も出来ますしね。
自分1人で対応しきれないと感じるなら、すぐ相談しましょう!
国民生活センター
いわゆる「消費者センター」です。
商品やサービスなどの消費生活全般の苦情や問い合わせを受け付けています。
相談自体は無料ですが、通話料はご自身の負担となります。
>> 消費者センター公式ページ
法テラス
無料で法律相談が出来るサービスです。
要予約ですが、無料で法律相談が出来る上に、場合によってはもっと詳しい専門家を紹介してもらえます。
実は、私自身、以前別件で利用したことがあるんですが、かなり有り難かったですよ。
普通、弁護士に相談しようと思ったら1時間で5000~1万円ぐらいの相談料はかかりますからね。
法テラスは全国にありますので、お近くの法テラスを探してみて下さい。
弁護士
やっぱり法律に関することは弁護士に相談するのが安心できますよね。
相談料はかかってしまいますが、確実な返事は返ってくるでしょう。
相談料の目安は、1時間あたり5000~1万円ぐらいです。
事件に繋がりそうであれば警察へ
もしかしたら、中には強迫されている相談者もいるかも知れませんよね。
あってはならないことですが、誰かの身に危険が及びそうになってる場合もあるかも知れません。
実際に事件が起きないと動いてくれないのが警察ですが、かなり切迫した状況ならば相談してみましょう。
ただし、「かなり切迫した状態」である根拠(=証拠)を示さなくてはいけませんので、ご注意下さいね。
他の優良探偵社がトラブルを解決してくれることも
「悪徳探偵社のトラブルを解決します」と謳っている探偵事務所もあります。
そういった探偵社にトラブルを解決してもらうのも一つの手です。
その分、費用はかかりますけどね。
ただ、このトラブルを解決してくれる探偵社は『優良探偵社』にしないとかなり危険ですよ!
悪徳探偵社のトラブル解決を悪徳探偵社に依頼してしまった場合、ただただトラブルが増えていくだけですので、探偵社選びには十分に慎重になって下さいね。
参考記事
優良探偵社の見分け方
まとめ
自分が悪徳探偵社に騙されたと感じたら、すぐ契約解除に向けて動きましょう!
- まずはクーリングオフが適用されるか確認
- 契約書の解約、違約金について確認
- 自分1人で対応できなさそうなら専門家へ相談
- 優良探偵社へトラブル解決の依頼
一人でどうすればいいのか判断できなかったり、明らかに違法な探偵社である場合はすぐさま専門家へ相談しましょう!
優良探偵社をお探しなら
数ある探偵社の中から『優良探偵社』を選ぶには、いくつかのポイントがあります。
- 探偵業の届け出があるか
- 事務所を構えているか
- 電話番号が固定電話か
- 契約は書面で交わすか
- 違法な調査を行わないか
- 調査報告書があるのかどうか
- 調査前には十分な説明がなされるかどうか
- 不安を煽るようなことをしないか
- 契約を迫ったりすることはないか etc...
まず、法律で決められてる運営方法に則っているかという点。
これは大原則なので、『探偵業法』という法律に沿って運営していなければ、間違いなく悪質探偵社です。
当然ですが、そういうところとは絶対に契約してはいけません。
それ以外での重要ポイントとしては、「相談者の話を親身になって聞いてくれるか」ということです。
探偵社側も、『探偵社というのは怪しまれてる』ということを自覚しています。
一部の悪質探偵社のせいで。
なので、本当の優良探偵社は、契約を迫るようなことはしませんし、不安を煽るような言動も一切しません。
契約する前の段階で(無料相談の時点で)、かなり親身になって相談を聞いてくれるのが優良探偵社です。
本当の「優良探偵社」はこんな感じ
契約をしてもらうことは、探偵社にとって大事ですよね。それなのに、「早急に浮気調査をする必要性はあまりないように感じます」「このプランだと無駄に料金がかかって勿体無いので、こちらのプランにしておいた方が安く済みますよ」と、本当に相談者のことを思って言ってくれるのが優良探偵者です。
↑これは実際に私が言われた言葉なんですけどね。
ですので、親身になって相談に乗ってくれる探偵社を選ぶようにしましょう!
「親身になってくれるかどうか」は実際に相談してみないと分かりませんので、億劫に感じるかも知れませんが、複数社の無料相談を受けてみて下さい。
1社だけだと、そこが本当に良さそうなのか実感できませんし、悪徳探偵社に引っかからないために必要なことです。
対応が丁寧で、親身になって相談に乗ってくれる優良探偵社をお探しの方や、悪徳探偵社に引っかかりたくない方はこちらからどうぞ。