浮気調査においては、複数人でチームを組んで調査をするのが基本です。
浮気調査なのに調査員が一名だけなのは、悪質な探偵社である可能性が高いです。
もしも万が一、調査員が一名のみで浮気調査を実施する場合は注意して下さいね。
そこで今回は、
- なぜ調査員一名だけだといけないのか
- なぜ浮気町調査は複数人で行なうのが基本なのか
について詳しく解説します。
悪質な探偵社に引っかからないためにも、このことはしっかり把握しておいて下さいね。
複数人で浮気調査をする理由
浮気調査では、複数人で調査をする主な理由として、以下の3点が挙げられます。
- 急な動きに対応するため
- あらゆる移動手段に対応できるようにするため
- 調査員それぞれの役割もあるため(記録、追跡、カメラなど)
浮気という現場は、いつ、何が起こるか分かりません。
ターゲットが予想とは違った動きをすることもあるでしょう。
この『想定外の動き』にも対応できるようにするために、複数人の調査員が必要になるんです。
あらゆる移動手段・急な動きに対応するため
浮気の現場というのは、想定の範囲内で終わるとは限りませんよね。
「車で移動すると思っていたのに、実際は電車で移動した」
「ホテルの表側の入り口で張っていたけど、裏側の出入り口から外に出られた」
「近隣でデートするかと思っていたら、県外の遠くの旅館まで行かれた」
このような予想外の出来事が起こっても不思議ではありません。
デートのプランなんて当人たちにしか分からないし、実際にその場の勢いで決まったりすることって多々ありますからね。
変則的な動き方をされると、一人での調査だとどうしても限界があります。
なので、あらゆる移動手段、急な動き・変化にもすぐに対応ができるように、複数名での調査が必要になるんですよ。
調査員はただターゲットを見ているだけではない
そもそもの話ですが、調査員はただターゲットを見つめているだけではありません。
- 浮気現場をカメラに収める
- 「○時○分 ○○の店を出る」などの記録を取る
- ターゲットを見失わないように追尾に従事 etc...
ただただターゲットの動き方を見つめているだけではないんですよね。当然ですけど。
調査員は浮気現場の証拠を残さなくてはいけません。
写真から記録から追跡やらを一人で全部やるのは至難の業です。
容易に想像できると思いますが、これら全部を一人でやろうとすると、失尾(見失う)する可能性がむちゃくちゃ高くなりますよね。
ですので、浮気調査においては、複数名での調査が基本となるんです。
基本は2〜3人の調査員
探偵社によって方針が違うので、若干の調査員の数に差は出ますが、基本的には2~3名でのチームで浮気調査を行なうことになります。
上記で紹介したように、
急な動きに対応するため、
ターゲットを見逃さないため、
きちんと記録を取るために。
複数人の調査員が必要となります。
調査員が増えると調査費用も比例する
探偵社によって料金形態が異なるので、若干の違いはありますが、多くは調査員が増えるとその分調査費用も増える仕組みとなっています。
「調査員が増える=人件費が増える」ということですからね。
料金が上がるのは至極当然のことです。
代表的な料金形態としては、以下の3パターンがあります。
- 成功報酬型
- 時間料金制
- パック料金システム
「成功報酬型」はその名の通り、成果の程度に応じた報酬が発生する仕組みです。これは行方不明の調査でよく採用されてる料金設定です。
また、「時間料金制」は、調査員1名1時間あたりにかかる費用を設定している料金システムです。当サイトで紹介している「響・Agent」や「HAL探偵社」がこれに当たります。
『調査員1名1時間○千円〜』というやつですね。
最後の「パック料金システム」というのは、調査時間○○時間分を事前にまとめて購入というシステムです。
これは長期戦に向いていて、まとめて購入することで単価が安くなる仕組みです。
調査費用の仕組みについて、もっと詳しく知りたい方は以下の記事も合わせてご覧下さい。
参考記事調査費用の仕組み
調査員が一人だけの場合は気をつけて!
以上のように、浮気における調査では、複数人で調査をするのが基本です。
何か特別な事情がない限りは、調査員が1名で浮気調査をすることはまずありません。
ですので、調査員1名しか用意しない探偵社には十分に注意して下さい。
悪徳探偵社の事例
事例①:契約を促すための細工
調査員1名で見積もりを出して、契約を促そうとする探偵社があります。上述したように、調査員の数が少ないと、その分費用も少なくなることが多いですからね。
これは見積額を低く見せて「これぐらいなら払えそう…」と依頼者に思わせて契約にこぎつける手口です。
この場合、実際には「調査を続けるには増員が必要です。」と、結局増員することになって調査費用が跳ね上がってしまいます。
ですので、契約前に調査員は何名なのか、見積額以上の請求はありそうなのかを、きちんと確認しておきましょう!
何でもそうですが、契約前にきちんと確認しておくことで、こういった料金トラブルを防ぐことが出来るようになりますよ。
事例②:失敗を前提で調査をする探偵社
調査員1名だけということは、失敗する確率も跳ね上がるということです。
これは素人でも容易に想像が出来ますよね。
せっかく決定的な証拠を押さえられたはずなのに、
1名だけで行動していたため証拠を取ることが出来なかった。だから再調査をさせてほしい、費用はその分加算する。
という無茶苦茶なことを言ってのける探偵社もあります。
1名で浮気調査をするということは、『失敗すること前提』だとお考え下さい。
なので、やはり調査員1名だけしか用意してくれない探偵社は絶対に避けましょう。
お金と時間が無駄になるだけですからね。
事例③:適当な調査を続けてお金を巻き上げる探偵社
依頼者には「調査をしている最中」だと言い続けて適当な調査をする探偵社があります。
この場合、依頼者には調査の中身が見えていないので、かなり悪質ですよね。
依頼者は探偵社の「調査中である」ということを信じなくてはならないのですから。
このような悪質な探偵社は、
「まだ調査中」
「十分な証拠は手に入らなかった」
「再調査する」
などと、浮気調査を引き伸ばすだけ引き伸ばして、費用をカサ増しさせるのが常套手段なんですよ。
そんな悪質探偵社に引っかからないよう、探偵社探しの時点で、優良探偵社についてしっかり勉強しておいて下さいね。
(優良探偵社の見分け方については後述を参照)
「調査員1名でお願い!」は絶対しないこと!
また、調査費用がもったいないからと言って、
「費用を抑えたいから調査員は1名のみでお願いします!」
という無茶な要求をすることがないようにして下さいね。
せっかく高いお金払って依頼したのに、失敗してしまっては元も子もありませんよ。
まとめ
浮気調査は2〜3名でチームを組んで調査をするのが基本。
- 急な動きに対応できるようにするため
- 調査員の役割が色々とあるため
- ターゲットを見逃さないようにするため
- 失敗する確率を減らすため etc...
なので、調査員を1名だけしか用意しない探偵社は悪質探偵社の可能性が極めて高いので、十分に注意が必要。
優良探偵社の見分け方
悪質かそうでないかの見極めポイントはいくつかありますが、分かりやすく箇条書きにすると、
- 探偵業の届け出があるか
- 事務所を構えているか
- 電話番号が固定電話か
- 契約は書面で交わすか
- 違法な調査を行わないか
- 調査報告書があるのかどうか
- 調査前には十分な説明がなされるかどうか
- 不安を煽るようなことをしないか
- 契約を迫ったりすることはないか etc...
以上のような内容が見極めポイントとなります。
詳しくは以下の記事で説明していますので、ぜひ合わせてご覧下さい。
参考記事探偵社選びの8つのポイント!悪徳会社に引っかからないために
探偵社側も『依頼者は初めは警戒している』というのを十分に理解しています。
(それだけ悪質探偵社が多いってことですけどね)
なので、依頼者の立場に立って、親身になって相談に乗ってくれるか、というのが一番のポイントと言えます。
悪質な探偵社はあなたの心のスキをついてきます。
「今すぐ契約しないと大変なことになりますよ!」
「ご主人、絶対浮気してます!すぐに調査しましょう!」
「このままでいいんですか?今動かないと、ご主人はどんどん遠くへ行っちゃいますよ」
などと、あなたの心が痛くなる部分をついてきます。
浮気されてる状態って平常心でいられないですからね。
どうしても冷静な判断力に欠けてしまうこともあるかも知れません。
「どこよりも費用が安いから」とか「探偵社の人が勧めるから」「なんとなく」ってだけで探偵社を決めないようにして下さい。
『優良』と言われる探偵社は、本当に親身になって相談に乗ってくれます。しかも相談は無料なので、気になるんでしたら、一度問い合わせだけでもしてみてはいかがでしょうか。
当サイトでも優良探偵社はご紹介しておりますので、ぜひ参考にして下さい。
あなたのご武運をお祈りしております。